鹿児島歩き

さつま町には、宮之城吹奏楽団という、九州に名を馳せた吹奏楽団があります。
九州吹奏楽コンクールの常連楽団で、全国大会３回連続出場を果たしたこともあります。

吹奏楽のコンクールは、他の競技と違って、全国に３回連続出場すると
次の年は、１年間コンクールに出場できなくなるそうです。
一般の団体でも、中学、高校でも、３出を果たした次の年は休みです。
モチベーションを維持するのは、難しそうですね。

そういった中であっても、宮之城吹奏楽団は、高いレベルを維持している吹奏楽団のひとつです。
毎年の定期演奏会、鹿児島市民文化ホールで行われています。
今年は３月１５日（日）に行われます。

定期演奏会に先駆け、先日の日曜日、1月25日の日に、
さつま町で、定例のみやんじょ吹奏楽フェスタが行われました。

あいにく、朝は雪が積もっているという、最悪の天気ではありましたが、
見に行ってきました。

２００１年から始まった、みやんじょ吹奏楽フェスタは、今年で９回をむかえたということです。
宮之城町から、市町村合併により、さつま町になりましたが、
みやんじょ吹奏楽フェスタのブランドで実施していくということです。

盈進小学校、宮之城中学校、宮之城高校、宮之城吹奏楽団、そしてそのＯＢ達で始まった
みやんじょ吹奏楽フェスタは、高校の統廃合、市町村合併により
新しい形で行われるようになりました。

さつま町内の小学生よりファンファーレ隊を結成しスタートした、合併年の吹奏楽フェスタ・・
宮之城高校から、薩摩中央高校への移行期・・

今年は、さつま町内にとらわれず、隣の薩摩川内市より副田小学校の金管バンドが参加していました。
歴史は常に流れ、新しいものに変わっていくのです。

薩摩中央高校が、昨年に引き続き、宮之城高校、宮之城農業高校、薩摩中央高校の
校歌を演奏していました。

生徒たちの意思であれば、素晴らしいことですが、
自分たちの演奏したい曲を演奏し、音楽を楽しめたのでしょうか・・